8b15e114.jpg2011年、仕事納めです。

今年最後のお仕事をこんなにも楽しく終えることができました。

伝わりますか(笑)?


凸版メディアスタッフのみなさん、そして会場にお越し下さったみなさん、本当にありがとうございました!





今年は、今まで以上に青森を好きになるきっかけをたくさんいただいた一年でした。


弘前城築城400年祭をむかえた今年、東京ドームliveから、はやぶさの運行開始、パワーアップるキャンペーンで全国PRへ参加させていただいたこと…。


そして、3月11日。
東日本大震災…。


参加を予定したイベントがすべて中止となりました。


停電の日々から立ち直ったものの、ガソリンスタンドやスーパーにならぶ長い列。商品のないデパート。テレビから流れてくる日々のニュースに、絶望を感じずにはいられませんでした。



そんなとき、私たちを支えてくれたのは、何よりも応援してくれているみなさんでした。



特に印象深いのは3月20日、私たちが初めてからくりテレビに出演、放送していただいた日です。



同じ青森県、東北に生きるみなさんが大変なとき、たとえ震災以前に収録されたものとはいえ、こんな脳天気な私たちの姿を見せることに抵抗がありました。


ですが、放送を終えたあとのみなさんの反響は私たちが考えていたものとは真逆でした。


「いつまでもメソメソしてちゃだめだ。あんたたちみて気づいたよ。」

「ありがとう。あの番組みて久しぶりに笑ったよ。」

「おめだぢがら青森県とば元気にして行がねばまねんだろ(だめなんだぞ)!」




あの日から、りんご娘、アルプスおとめの青森県に対する考え方が変わりました。



自分たちのふるさとにある建造物や文化、芸能、生き方や考え方にいたるまで、もっともっとたくさんのみなさんに伝える必要がある、と思えるようになったのです。


そして、2011年もあと何日かで終わろうとしています。

私たちのふるさとへ対する思いは、様々に形を変え、多くの皆さんへ届けられるチャンスもいただきました。


さんまのスーパーからくりテレビ

弘前産りんごPRキャンペーン

そして
UMUアワード2011



私たちのわがままを聞いていただき、たくさんの皆様にご迷惑をおかけしてしまったこともありました。

また、日頃から応援してくださっているファンのみなさまにも、ご心配をお掛けしてしまったことも事実です。



ただ。
私たちは常に、ふるさとに生き、ふるさとを思う自分の気持ちに正直でありたいのです。


どんなに高価な価値あるものを捨ててでも守りたいものがあるのです。



それが青森に生きるものとしての誇りなのです。




自分が生まれ育ったふるさとに居たくても、居られない状況の東北人がいる中で、私たちが今ここに居られる幸せを1人でも多くのみなさんに伝えたいのです。


当たり前ではないのです。


今、ここに生かされていることを感謝したいのです。

ただ、それだけなんです。


みなさんの記憶から少しずつ震災の記憶が消えて行く中、私たちりんご娘は、これからも、りんご娘らしく、私たちにしかできないやり方で活動をしていきたいと思います。



今年一年、本当にありがとうございました。

どうか来年も引き続き、応援くださいますよう、よろしくお願い致します。